外壁の内側に170mm厚で断熱施工を行います。
外張り80mmに充填170mmの合計250mmの断熱になります。
見づらいですが外壁の厚みを撮影しました。玄関ドアの枠幅が105mmに対して
内壁も外壁もはみ出しています。
当社が2×4住宅の中でも外壁部分は2×6を使用しているのは
単純に構造としての強度が高いからと言う事だけではなく、
断熱材を入れるスペースをより確保できるからと言う意味合いが
強いです。2×4の89mmに対して2×6は140mm。そこに室内側を
30mm膨らませて合計170mmにしてあります。
断熱を充填した後は、きちんと気密シートで被い、しっかりと気密を
取ります。
このシートは0.2mm厚と言うかなり分厚いシートで、断熱材に
室内の湿った空気が侵入するのを防ぎます。この施工がきちんと
出来ていると、クグラスウール断熱でも壁内結露を起こす事が有りません。
室内と壁内につながりが出来てしまうコンセント周りもしっかり
コンセントカバーを設置し、気密施工します。
次回は気密施工が完了したら気密測定を行います。