智蔵では創業から一貫して住宅の性能向上に取り組んでいます。
現在の智蔵の家創りの方法についてお伝えします。
〇断熱性能について
2022年に断熱等級が改正になり、等級5、6、7が新設されましたが
智蔵は創業創業当時から現行の等級7を上回る家を建築してきました。
智蔵では常に最もコストが掛からずに性能が高くなる方法を模索
しているのでおススメの仕様がなかなか決まらずにいましたが
ここ数年仕様と性能が大体決まって来ましたので
お伝えします。
智蔵の家の断熱は変化し続けていますが、変わらない事は
1.燃えない断熱材である事
2.いつまでも性能が変わらない事
3.室内室外の音をきちんと吸音出来る事
4.熱橋の起きにくい断熱方法である事
以上の理由から、メインの断熱材はロックウール、またはグラスウールを
使用しています。
現在はコストと性能の面からツーバイフォーのダブル断熱仕様が多いですが
2階建てでUA値0.2W/㎡K、平屋でUA値0.17W/㎡Kと言うUA値が
ほとんどの家で達成出来ています。(BELS評価値)
このUA値は断熱等級7及びHEAT20のG3レベルである0.23W/㎡Kを
軽く超える断熱性能を持っています。
〇気密性に関して
高断熱である以上気密性も高くないとなりません。
通常の工務店では躯体とサッシのみ取付いた気密の取りやすい状態での測定が多いですが
智蔵では実際にお住まいになる状態のお引渡し直前に気密測定を行いデータを
お渡ししています。
創業からの気密測定値はほとんどがC値0.1c㎡/㎡ですが、多くは測定限界以下です。
外張り断熱以外の場合は若干数値が落ちますが、それでもC値0.3c㎡/㎡が最低値です。
〇耐震性について
智蔵の家はほとんどがツーバイフォーで建築しています
(もちろん軸組での施工も可能です)
ツーバイフォー構造は壁と床と屋根の6面体で構成された構造で構造方法が
きちんと規定されているため規定に乗っ取って設計すると強大な耐震性を
実現できます。
ツーバイフォー=耐震性が強いという一般的に知られている事柄ゆえ
数年前まで耐震等級は気にしませんでしたが、やはりきちんと性能は証明
出来たほうが良いとの考えで、設計時に構造計算できるように自前で
構造計算ソフトを導入しました。
現場と実際の建物を熟知している設計者が構造計算ソフトで部材の選択を
行いながら計算するので、無駄な補強が必要無いので耐震等級3でも
広々とした空間を実現でき、かつ納得できる価格の構造を設計出来ます。
〇使用する材料について
他に類を見ないほどの超高気密高断熱空間を実現する智蔵の家だからこそ
室内環境は自然の素材に囲まれて生活したい。本物の素材に似せた『偽物』は使用したくない。
だからこそ智蔵の家は『本物の素材』にこだわります。
床も建具も無垢材を使用、室内壁や天井は栃木県内の葛生産の消石灰を使用した本物の漆喰で
塗ります。(一般的に言われている漆喰とは別物です)
外壁も本漆喰や本物の煉瓦積みの外壁を選択できます。
これから家造りをお考えの方は是非お問合せ下さい!